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Illustrator-書体(アウトライン)書体は、印刷持ち込みの際、トラブルの原因になりやすい要素の一つです。 Illustratorで完全なアウトライン化をするためにIllustratorで文字をアウトライン化したつもりでも「書体が残っている」という情報がでる時はありませんか?
これでも書類情報で書体が表示される場合、アートワークで表示拡大率を大きくして「文字→フォントの検索置換」で該当する書体を選ぶと、残っている書体を画面表示してくれます。たいていは文字の打たれていない点のテキストパスがあると思います。
Illustrator ver10では「選択 →オブジェクト→テキストオブジェクト」で、テキストパスが全て選択できます。 Illustrator-書体(グラデーション)文字(テキスト)には、グラデーションカラーは使用できません。テキストのカラーにグラデーションを指定しても、テキストの状態ではスミ文字のまま表示されます。 【注意】 文字のカラー設定がグラデーションになっている場合、テキストの状態ではスミ文字のまま表示されているのですが、アウトラインする際にはカラー設定の情報が活きるため、色が変わってしまいます。部品の色を変更しようとして、誤って黒のテキスト部分にグラデーションを指定してしまった場合、見た目は変化が無いので気が付かずにそのまま作業してしまう危険があります。その場合、入稿用としてアウトライン化をする際、色が変わってしまうため、注意が必要です。 Illustrator-色印刷のカラーはC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)で構成されています。R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)は印刷用のカラーではありません。 Illustrator-線幅(再現できる線幅・できない線幅)画面上で目に見える全ての線が印刷できるわけではありません。画面の拡大プレビューで確認できても、実寸通りの大きさで出力すると、線が出ていないというケースがあります。
Illustrator-トンボ、塗り足しイラストレータで版下データを作成する場合、必ずデータ上にトンボをつけてください。(トンボの作成方法は下図参照)
また、用紙サイズの端まで塗りや写真が入る場合は、「塗り足し」が必要です。トンボの外側の部分まで部品の端が入っていれば、塗り足しが作られていることになります【下図参照】。 Illustrator-画像の貼込Illustrator上で画像を貼り込むには、大きく分けて「配置」と「埋め込み」があります。 配置とは画像データをIllustrator上でリンクさせる。画像に関する情報はIllustratorには含まれていないので、容量は軽いが、プレビューは粗い。また、貼り込んでいる元画像が必ず必要。 埋め込みとは画像データの情報をIllustrator上に取り込んでしまう。全ての情報がIllustratorデータに含まれるため、プレビューが綺麗で、またIllustratorデータ1枚あればよいが、その分容量は格段に重くなる。 【配置】と【埋め込み】どちらが適切か 「.psd」 「.pict」配置した後、保存して開いたときには自動的に埋め込みになっており、リンクファイルの表示が消えてしまいます。 「.jpeg」 「.bmp」ファイルなどは、配置した画像名は出ますが、同時に埋め込みも行われています(元画像を編集しても置き換えないと反映されません)。 「.eps」 「.tif」「配置」にしておくと、埋め込みは適用されません。「配置」のメリットを生かすなら、eps形式がお勧めです。 修正不要であればどのフォーマットでも問題はありませんが、要修正または作業中のデータは、配置画像は埋め込まずにフォーマットをepsまたはtiffファイルにしておきましょう。 Illustrator-画像貼込(解像度)印刷に適した画像の解像度は「350dpi」となります。Illustrator形式のデータには直接関係しませんが、配置画像の解像度は、事前にPhotoshopで開いてご確認ください。 埋め込み画像の解像度チェック方法埋め込み画像は、配置画像と異なり「元画像」という概念がないため、Photoshopで解像度を確認することはできません。埋め込み画像の解像度はIllustratorの「書類情報」ウィンドウで確認することができます。(下図参照) Illustrator-部品の貼込(Excelデータ流用)Excelのグラフや図を、Illustratorで流用することができます。
※表のセル内の文字はペーストされません。また0ptの罫線を取り除くなど若干の修正は必要です。 Illustrator-オーバープリントオーバープリントとは、色の上に色を「のせて」しまうことで、この指示をしていると、印刷時に色が変わってしまいます。意図的な指定以外にオーバープリントを指示しないように注意してください。
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