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Photoshop-適切な解像度とチェック方法

適切な画像解像度は用途によって異なりますが、印刷に使用する場合、以下の数値が理想だと覚えておいてよいでしょう。

画像サイズと使用サイズが等しい時

  • カラー、グレースケール=350dpi
  • モノクロ2階調=600dpi
  • Web利用の場合=72dpi

ちなみに、これ以上解像度を上げても印刷結果に大きな変化はほとんどありません。
適切な解像度とチェック方法は、Photoshopメニュー「イメージ→画像解像度」を開くと、写真の大きさ、解像度が数値で確認できます。
またメニュー「イメージ→画像解像度」画面で「画像の再サンプル」のチェックを外した状態で、「サイズ」欄に使用サイズを入力すると、使用サイズにおける解像度を確認することができます(下図参照)

この場合問題なのは、上記の適切な理想解像度は、画像サイズが使用サイズと等しいときに限るということです。例えば、72dpi程度でも、画像サイズが40cmくらいあり、実際に使用するサイズが5cm程度なら、解像度としては問題ありません。
(高画素のデジタルカメラは、72dpiで画像サイズが大きいものがほとんどです。)

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Photoshop-印刷に適した色のモード

印刷に適した画像のカラーモードは、以下の3種類です。

画像の色とカラーモード

  • フルカラー(4色印刷):CMYK
  • 1色印刷:グレースケール
  • 1色印刷:モノクロ2階調

【注意事項】
「RGB」は、印刷用のカラーモードではありません。事前に確認していない場合、データ作成時のイメージと印刷の色がかなり変わってしまう可能性もあります。ご注意ください。

カラーモードの切り替え

Photoshopの上メニューバーから「イメージ→モード」で現在のカラーモードを確認、また切り換えることができます(右図参照)。
Illustrator、QuarkXPress、PageMaker、Indesignなど、CMYKカラー対応のソフトに貼り込む場合、予め色のモードを変換しておくのが得策です。

【注意事項】

  • 「PhotoshopElement」(Photoshopの機能限定バージョン)は、CMYKモードに対応しておりません。
  • MicrosoftOffice(Word、excel、Powerpointなど)や一太郎など、CMYKモードに対応していないソフトに貼り込む場合は、画像をCMYKに変換する必要はなく、また、変換しても後々で修正する必要があります。

上記のようなケースは、事前に弊社にご相談ください。

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Photoshop-画像の塗り足し

Photoshopで版下を作成する場合、また紙面いっぱいに画像が入る場合、塗り足し分を考慮して、画像サイズを上下左右3mmずつ広く作っておくのが賢明です。

作成例:A4横

縦(210+3+3)×横(297+3+3)mm=216mm×303mmとなりますので、に設定します。
※広げた余白3mm部分は、印刷時にはカットされることを念頭において作成してください。

塗り足し作成方法

画像データ上で、後から塗り足しを作る場合、Photoshopの「イメージ→画像サイズ」で上下左右の幅を3mmずつ広げると、塗り足し用の余白ができます。
※「イメージ→画像解像度」で幅を広げると画像そのものが拡大され、解像度が低くなります。

後は、端の色部分を選択範囲で選択し、余白部分にコピー・ペーストすれば、塗り足しの完成です。スタンプツールを利用するのも良いでしょう。

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Photoshop-最適なファイル形式

Illustrator、QuarkXpress、PageMakerなどのDTPソフトに最も幅広く対応しており、便利なのはEPS形式です。EPS形式は切り抜きにも対応しており、また保存時に「EPSオプション」でエンコーディングをJPEGにする(右図参照)と、画像が圧縮され、軽量、高解像データを貼り込むことができます。
Officeなどビジネス系のソフトの場合EPSを認識しない場合があります。その場合はTIFFかJPEG、GIF形式を使用します。

【注意事項】

  • レイヤーを使用している場合、ファイル形式が「Photoshop形式(.psd)」にしかなりません。印刷用のデータとして使用する場合は必ず「画像を統合」して、貼り込んでください。
  • アルファチャンネルは必ず削除してから貼り込んでください。
  • 保存の際ICCカラープロファイルのチェックは外してください。

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Photoshop-テキストレイヤー

Photoshopファイル上で文字を入力すると、「テキストレイヤー」が作成されます。このテキストレイヤーを含むepsファイルを印刷すると、文字が抜けてしまうことがあります。
上記のようなファイルはIllustratorやQuark、Indesignなどではプレビューは問題がない(プリンタなどでも問題なく出力できる場合が多い)ため、判断がつきにくく、トラブルの要因となります。
レイヤーのあるファイルは必ずpsdフォーマットで保存し(Macは拡張子を必ずつける)、入稿・出力用のPhotoshop画像は必ず画像を統合して、eps(またはtif)フォーマットで保存してください。

判別方法

保存の際に「この形式やオプションでは保存できないデータが含まれています」というメッセージがでますので判別できると思います(下図の赤丸箇所のメッセージをご参照ください)。

レイヤーがある状態でのepsファイルは、再びPhotoshopで開こうとすると、Photoshopファイルではなく、ベクトルデータのある汎用epsフォーマットとして認識してしまい、下図のようなラスタライズを尋ねる画面が現れます。(IllustratorEPSやPDFをPhotoshopで開くときに、同様のメッセージがでます)