パンフレットの文章には、それぞれ適した書体があります。書体により、紙面のイメージは大きく変わります。
書体の基本
パンフレット・カタログによく使用する書体で、代表的な物をいくつか紹介致します。
明朝体
縦線の線幅(太さ)が横線よりも幅広いのが特徴。ゴシック体
縦線と横線の太さが均等。明朝体と比べ、目立ちやすい特性をもっています。丸ゴシック体
線の角を丸くしたゴシック体。柔らかく砕けたイメージになります。POP体
POPなどでよく使用される。丸みを帯びた楽しげな書体。文の箇所に合った書体
文章の箇所によって、それぞれ適した書体は異なります。
表紙タイトル
パンフレット・カタログの内容にあった、且つインパクトのある書体がお勧めです。
格調高いパンフレットなら太めの明朝体、インパクト重視のカタログなら太めのゴシック体が一般的です。
カジュアルさを前面に出すため、丸ゴシック体やPOP体を使うこともあります。
見出し
見出しは、強い印象を与える必要があるので、本文より太い書体を使います。
格調を重視する場合は太めの明朝体、メリハリを重視する場合はゴシック体がお勧めです。
本文
短い文章なら細めのゴシック、文章が長くなる場合(数ページに渡る場合)は、細めの明朝体がお勧めです。(太い書体は逆に読みづらくなります)
キャプション(※写真や図版などを説明する文章のこと)
キャプションは、細めのゴシック体がお勧めです。目を引き、且つ読みやすいことが重要です。
弊社の書体も活用できます
書体は多数取り揃えております。
弊社のフォント一覧をご確認いただいた上で、ご希望の書体と、使用する箇所をご指示ください。
→Macフォントの種類 →Winフォントの種類
<書体を使用する際の注意事項>
小さい文字は太い書体を避け、極端に長体・平体をかけないでください。文字が潰れて読めなくなります。
また、本文の文字は、できる限り読みやすく大きな書体を使用してください。
文字の大きさの目安
本文:10~11ポイント 見出し:14~16ポイント ルビ(ふりがな):4~6ポイント
※長体・平体とは
文字の大きさを「横幅のみ」縮小するのが長体、「縦幅のみ」縮小するのが平体です。
主に、所定のスペースに文字が入りきらない場合に使用します。